日本の若者が投資をしないわけ

2014年から始まったNISAですが、口座開設者の60%以上が60歳以上だと言われています。(2014年3月31日時点・金融庁公表資料より)
20代の開設者は全体のわずか3.5%で、若者を中心とした投資初心者の取り組みは、進んでいないと思われます。

では、20代の若者は何故投資をしないのでしょうか?

第一に、彼等の生まれた時期の日本の経済状況が、バブルの崩壊直前。
そして、その後未曾有のデフレ大不況へと突入していく、そんな背景があります。
彼等は、好景気を知らないまま、リスクの恐ろしさだけを見て育った世代なのです。

第二に、日本は既に豊かな国になっていましたから、物は溢れていました。
少子化傾向にあり、兄弟間での競争等も少なく、物やお金に対する執着心が少ないので、そこそこで満足してしまうという傾向があると考えられます。

第三に、上記したことによる理由から、若者には圧倒的にお金がありません。
資産運用は、資産があった上で成り立つものなので、運用する元金が無ければ資産運用もままなりません。
投資に興味を持てる環境にないということが考えられます。

これらのことから、若者にとっての投資は、最初から無理と考える人が大多数だと考えられます。
草食系やひきこもりといった言葉も、この世代に多く使われることを考えても、彼等にとっては、毎日の生活の中でどうやって節約したら良いのか?等といった事が重要で、数年先や数十年先まで計画的に考えるというのは、難しいことなのでしょう。
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